アユチ雅楽会

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名称は、かつて名古屋市立大学のキャンパスの近くまできていた入り江「年魚市潟(アユ チガタ)」より。アユチは、吾湯市、愛智とも書き、愛知県の県名のもととなった。

【活動の趣旨】 雅楽は、千年以上にわたり受け継がれてきた日本の大切な文化遺産です。古くから日本 に伝えられてきた歌や舞。そして、5世紀から9世紀にアジア大陸から中国・朝鮮半島経由 で伝えられた舞や音楽。それらが、今に伝わる雅楽の原型になっています。 雅楽は敷居の高い音楽と思われがちですが、入門曲は約1年で、ある程度まで習得する ことができます。アユチ雅楽会では、月2回の練習会で、市民のみなさんに雅楽の入門曲 を楽しく習得していただきます。また、地域のお祭りなどでの奏楽を通して地域づくりに関 わっていただく機会も、ご希望に応じて提供させていただきます。

【活動の内容】 ◎雅楽の入門曲「越殿楽」「五常楽急」の奏楽ができるようになります。龍笛(りゅうてき)・篳 篥(ひちりき)・笙(しょう)から、一つの楽器を選んでいただきます。 ※入門曲を習得され、更なるレベルアップを目指される方には、外部講師の紹介も可能で す。 ◎定期的に三管(龍笛・篳篥・笙)での合奏練習を行いますので、各種行事、地域のお祭 りなどでの奏楽の実力がつきます。 ◎すでに、入門曲「越殿楽」「五常楽急」の奏楽が、ある程度できる初級者の方の、スキル アップ、合奏練習のための参加もオーケーです。 ◎ご希望の方は、名古屋市内・近郊にある提携神社での奏楽奉仕が可能です。 ◎名古屋市内・近郊の神社の氏子様で、お祭りでの奏楽を実現したい方へのサポートも 行います。 ◎雅楽についての知識を深めることを目的に、会員以外の方もご参加いただけるオープ ン企画も開催します。

練習会:毎月2回(1回は講師によるレッスン、1回は会員による練習会) 年会費:2,000円(市民学びの会の規定による) 月会費:2,000円(講師料・会場費・物品購入費等に充当)

講師は、“楽(がく)を楽しく”をモットーに、神社の祭礼、地域づくりに関連するイベント、外 国の方への日本文化紹介イベント、各種式典などで活躍されている「白樺雅楽会」の方々 に担当していただきます。また、年に数回、特別講師による講習を予定しています(宮内庁 楽部主席楽長の池邊五郎先生、他)。