2023年度「市民学びの会」活動報告

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に位置付けられたのが2023年5月、それを受けて、「市民学びの会」の各サークルも徐々に対面活動を再開していきました。名古屋市立大学を退官された阪井芳貴先生が長年続けてこられた「沖縄文化研究会」が、新サークルとして当会に加わってくださったことは、私たちにとっても新たな刺激となっています。

コロナで開催を見合わせていた総会も、10月1日に名市大病院内「サクラサイドテラス」において「第14回総会・懇親会」として開催しました。各サークル代表者による活動報告では、アユチ雅楽会・八雲琴の会会員による古楽器の演奏などもあり、メンバーも興味津々でした。飲食をともにしながらの交流は大いに盛り上がり、新聞等での告知による市民の参加も得て新たな会員増加にもつながっています。

肉体的な老いに抗うことは困難ですが、精神的な老いは本人の意識的な行動で遠ざけることが可能でしょう。『学ぶこと』はそのための最も有効な手段のひとつではないでしょうか。人生100年時代における「市民学びの会」の存在意義もそのあたりにあるのでは、と会員の皆さんにお会いするたびに実感しています。

「市民学びの会」代表理事  重原厚子

【お知らせ】2023年10月1日[日] 「市民学びの会」 第14回 総会・懇親会

「市民学びの会」 第14回 総会・懇親会を開催いたします。

日 時:2023年10月1日[日] 14:40 受付開始
● 総 会 15:00 ~ 15:15
● 懇親会 15:15 ~ 17:30

会場:サクラサイドテラス
名古屋市立大学 桜山キャンパス 西棟 1 階
地下鉄[桜山] 3番出口
病院内工事のため通路に沿って西棟入口へ

参加費
● 会 員 の 方 無 料 申込必要 事前に所属サークル代表者まで。
● 非会員の方 500 円 申込不要 当日受付にてお支払いください。

2022年度「市民学びの会」活動報告 

「市民学びの会」は2007年の設立以来、着実に活動の幅を拡げ、14学習サークルを数えるまでになりました。ところが2020年の新型コロナ発生により活動制限を余儀なくされ、現在は「「英字新聞を読む会」「西洋史研究会」「大衆社会論研究会」「俳句サークル」「ドイツ語初歩」の4グループがZOOMによるオンライン活動を続けています。また「アユチ雅楽会」は、「催馬楽桜人保存会」と連携して第68回名古屋まつり 郷土芸能祭にて、奏楽をおこなうなど活動を継続しています。  

コロナ禍も3年目となり、政府のコロナ対応も大きな転換期をむかえようとしていますが、 

高齢メンバーも多い「市民学びの会」としては、状況を見ながら対面活動の再開を判断するしかありません。我々理事一同も定期的に理事会を開催し、各サークルの活動報告を受け、情報交換を図りながら、再びみなさんと名市大で学ぶ日を心待ちにしています。 

                                 「市民学びの会」理事代表  重原厚子 

2021年度「市民学びの会」の活動報告

「市民学びの会」の活動 理事代表 山下善久
2020年2月よりコロナ禍のため長期間教室の使用が不能になり、ZOOM活用のオンライン活動になりました。しかし、高齢者のなかでスマートフォンやパソコンに馴染みのないひとはZOOM対応ができませんでした。

元来パソコンにより毎月の教材をデータ配信していた「英字新聞を読む会」のメンバー13名のほとんどがZOOM参加による活動が可能でした。「西洋史研究会」8名、「大衆社会論研究会」6名も全員のZOOM対応ができました。「俳句サークル」はメンバー10名のうち2名は携帯電話・郵便対応でしたが通信句会とZOOM句会とを併用開催しました。また「ドイツ語初歩」は3名でZOOM学習を継続できました。残念ながら「古典文学輪読会」10名や「哲学サークル」15名は休会とならざるを得ず、その他「学外での活動主体の「アユチ雅楽の会」15名「八雲琴の会」3名もコロナ禍の影響で活動は制約されました。

オンラインを活用できサークル内での互いの気心がわかっていた場合はZOOMによる活動は可能ですが、この継続には限界があります。コロナの早期解消を期待するのみです。

12月5日(日)「太平洋戦争開戦80年ー開戦直前の日米関係を探るー」(ZOOM リモート発信)

日時: 12月5日(日) 14:00〜15:30  13:30開場

Zoomリモート発信: 名古屋市立大学滝子キャンパス一号館名古屋市立大学人間文化研究所内
主催: 名古屋市立大学人間文化研究科市民連携「市民学びの会」

題目: 「太平洋戦争開戦80年ー開戦直前の日米関係を探るー」

内容: あの太平洋戦争が勃発して80年が経ちました。
開戦直前、日米間では緊張した交渉が続けられましたが、結果として開戦となってしまったその原因、要因をこの講座では探ります。
知っているようで知られていない歴史を再考したく思います。

講師:門池啓史 カドイケヒロシ
博士(歴史社会学)
大学卒業後、サラリーマンを経てバブル経済前に中小企業の経営に携わる。バブル経済崩壊後、会社経営を知人に譲り、大学院にて多文化共生を専攻する。修士、博士課程を経て、大学理事・講師を務めながら、各地で市民講座の講師も担う。専門は歴史社会学だが、とりわけ日系アメリカ人と太平洋戦争の研究がライフワーク。著書に『日本軍兵士になったアメリカ人たち』他。

12月5日(日)13:30開場しますので接続状況を確認して待機してください。
質疑応答の時間を設けます。「チャット機能」をご利用ください。

(オンライン)大衆社会論研究会

(オンライン)大衆社会論研究会 村井忠政(名古屋市立大学名誉教授)

はじめに
新型コロナウィルスの世界的感染拡大という未曽有の事態に直面し、全国の大学で対面式授業に代わるものとしてオンラインでの授業が一斉に始められました。名古屋市立大学でも、2020年度以降の授業はZOOMによるオンライン授業という形式を取ることになったのはみなさまご案内の通りです。

「市民学びの会」としては、会員の皆様の大半が高齢者であること、また狭いセミナー室での「三密」を避けにくい状態での活動であることに鑑み、対面での活動をこれまで自粛してまいりました。しかしながら、コロナ感染拡大がなかなか収束に向かう気配がないため、このままいっさいの活動を停止しているよりは、「市民学びの会」としてもZOOMによる研究会・読書会を立ち上げてみたらどうかとの声が出たことで、いくつかのサークルがZOOMでの活動をはじめました。

慣れないオンラインでの研究会ということで、正直なところ、当初は技術面や運営面での不安や戸惑いがありましたし、実際なかなかスムーズな立ち上げというわけにはいかなかったというのが実情でした。それでも、「習うより慣れよ」のことわざ通り、その後の試行錯誤を経て現在では何とかまがりなりにも活動を続けております。

>>大衆社会論への招待 第 1 回 大衆社会論とはどのような学問なのか
※PDFでご覧になれます。

オンライン学習サークル参加・興味のある方はお問い合わせください。

新型コロナウィルスによる活動自粛

6月において「市民学びの会」の校舎内での活動を引き続き自粛します。
政府による緊急事態宣言が解消され愛知県では三密を避けるなどの協力要請をしながら市民の活動自粛が徐々に解消されていきます。

名市大では5月末までは構内への立ち入りは禁止されています。6月以降についてはまだ発表していませんが、近々教室使用が条件付きで認められると思います。しかし「市民学びの会」としての教室使用は狭い部屋での三密回避は不可能であるので教室使用は自粛したい次第。

7月以降についてはコロナウィルスのその後の動向をみながら判断したいと考えています。皆さんの元気な顔を見ながら教室での活動が早期にできることを願っています。

山下善久(代表)

学習サークル紹介-2019年12月一部更新

各学習サークル担当者からの報告を更新していきます。
ご興味のある方は直接担当者にご連絡ください。

移民の国アメリカを考える会(略称:アメリカ移民の会)

活動内容:これまで明治期から第二次大戦にかけてハワイ、アメリカ合衆国西海岸へ移住した日本人の歴史を勉強してきました。現在はカナダへの移民の歴史を追っています。まず和歌山県三尾村(アメリカ村)から多くの漁民がカナダ・バンクーバー近くのフレーザー河河口の漁村スティーブストンでの鮭漁に従事するためにデカセギに行った人々の歴史を学びました。ついで滋賀県湖東地区(現在の彦根市周辺)からカナダ・バンクーバーに移住した人々(海を渡った近江門徒)の歴史を現在追いかけています。なぜ人々は郷里の村を後にして太平洋を渡って見ず知らずの異国の地に行かなければならなかったのか、移住先で彼ら日系移民を待ち受けていた差別・偏見・排斥などにどう立ち向かっていったのか、などについて考えていきます。毎回担当者がプリントを配布して説明したあと、参加者全員によるフリートークという形式で進めています。移民に関心のある方の参加を随時歓迎いたします。
日時:毎月第2土曜日 14:00〜16:00
場所:611セミナー室[滝子キャンパス1 号館6階]
会員数:10名
顧問:名市大大学院人間文化研究科 飯島伸彦教授
担当:村井忠政名市大名誉教授 t.samurai1984(アットマーク)live.jp

古典輪読の会(略称:コテリンの会)

活動内容:幕末維新にわが国を訪れた欧米人の書き残したさまざまな文献(紀行文、日記、日本人論、日本文明論など)を読んでいます。これまで渡辺京二『逝きし世の面影』(平凡社)、イザベラ・バード『完訳日本奥地紀行』(平凡社東洋文庫)、アーネスト・サトウ『一外交官の見た明治維新』(岩波文庫)を輪読してきました。これから予定しているのはメーチニコフ『亡命ロシア人の見た明治維新』(岩波文庫)です。少人数ですが、研究熱心な方が多く、毎回中身の充実した議論が展開されております。幕末維新の日本文化、日本人に関心のある方の参加を歓迎します。
日時:毎月第3金曜日 14:00 ~ 16:00
場所:704セミナー室[滝子キャンパス1 号館7階]
会員数:5名
顧問:阪井芳貴教授
担当:村井忠政名誉教授 t.samurai1984(アットマーク)live.jp

英語スピーキングの会

活動内容:月に一回の集まりです。メンバーが順に自分の好きなテーマを決め、それについて皆でフリートーキングしています。
堅苦しい事を語るのではなく、気楽な集まりです。
日時:毎月第2水曜日 14:00〜16:00
場所:平田教授ゼミ室[1 号館6階]
会員数:8名
顧問:平田雅己准教授
担当:藤井 yo_fu(アットマーク)outlook.com

「育ちあい・愛」子育てサロン

活動内容:「子育て」とはちょっとオーバーですが、人類の永久のテーマです。そして、先人も現代人もその方法は大して変わりがありません。人間の発達は段階的に進みます。生理的にも身体機能的にもリズムをもって成長していきます。ただ、現代では子どもたちを取り巻く環境があまりにもスピード化され心身の発達に危惧を抱く研究者もおります。当サロンでは、グランパやグランマのお知恵を拝借しながら多くの方に育児参加していただき幅広いテーマで子育てに取り組んでいきたいと思います。子どもたちの元気な成長を願う方ならどなたでも参加できます。
日時:不定期 案内:manabi メーリングリスト
顧問:山田美香教授
担当:斉藤典子 nikosaito(アットマーク)gmail.com

戦争シリーズ

活動内容:講座『戦争シリーズ』は過去、「真珠湾への道」「再考、太平洋戦争」「第二次大戦への道」「再考、第二次世界大戦」「再考、東京裁判」「東京裁判への道」等々をテーマに開催してきました。この講座の論点は、「なぜ、あのような大戦争が起きてしまったのか」です。同時に、無数の悲劇を生じた戦争が勃発してしまった時代背景、国際関係、国内情勢等を皆様と考えております。この講座の特徴としては、講師からの説明だけではなく、皆様からの質疑応答、ミニ討論会にも多くの時間を割いていることです。多くの皆様のご参集をお待ちしております。
日時:講座準備中。ご案内希望の方は担当者にご連絡ください。
場所:教室は未定 [1 号館]
顧問:阪井芳貴教授
担当:門池 daian456(アットマーク)yahoo.co.jp

古典文学に親しむ会

活動内容:8世紀、奈良興福寺の僧「景戒」が残した説話集「日本霊異記(りょういき)」を読んでいます。後の『今昔物語」「宇治拾遺物語」につながる、説話文学の嚆矢となるものです。怪異、孝行、ちょっとお色気など、話の種満載の読み物。ここで力をつけ、物語文学の最高峰「平家物語」に挑戦します。(講談社学術文庫を使用)
日時:毎月第4金曜日 16:00 ~ 18:00
場所:704号室 [1 号館7階]
会員数:8名
顧問:加藤弓枝准教授
担当:城 浩介 jo-k(アットマーク)cf6.so-net.ne.jp

英字新聞を読む会

活動内容:日木教授の公開講座「日本人泣かせの英語の冠詞」がきっかけとなり、2007年11月に発足しました。毎月1回例会を開催し、2019年3月には第136回目を迎えました。NYタイムズやワシントンポストなどからダウンロードした記事を各自が事前に予習。例会当日は順番にワンパラグラフずつ訳し、疑問点を皆で議論。意見が分かれた時には日木教授にアドバイス頂いています。
日時:毎月第4土曜日 14:00 ~ 16:00
場所:606号室[1 号館6階]
会員数:15名
顧問:日木 満教授
担当:河面祥三郎 espoir-sendan(アットマーク)zm.commufa.jp

西洋史研究会

活動内容:昨年4月発足のサークルです。ギボンの『ローマ帝国衰亡史』(PHP研究所刊 上下2巻)を読んでいます.。毎月1回の例会では、当番が担当のページを読み上げ、各自の興味あること、疑問点などを話し合います。今年5月からは下巻に入ります。 日時:毎月第3水曜日 14:00 ~ 16:00
場所:517号室[1 号館5階]
会員数:13名
顧問:別所良美教授
担当:日野一彦 ja28kh(アットマーク)mf.ccnw.ne.jp

ドイツ語初歩

活動内容:ケストナー著『Email und die Detektive (エーミールと探偵たち)』を読みながら、文法書『必携ドイツ文法総まとめ』で、文法の基礎を学んでいく。
日時:毎週第2水曜日 14:00~16:00
場所:519号室[1 号館5階]
会員数:4名
顧問:別所良美教授
担当・連絡先:寺岡信之 nobuyukiteraoka(アットマーク)gmail.com
052-852-5210

俳句をつくり語る会

活動内容:俳句は日本で生まれた世界で一番短い詩です。五七五の文芸です。この短い詩をつくって見ませんか。日本文化の香りや自然の美しさ・神秘さなどを表現できます。この五七五の世界には、季節が生きづいています。結社の主宰のような指導者はいませんが、みんなのつくった句をみんなで語り合いませんか。句会形式で進めています。当日にはあらかじめつくった四句(形は五七五、季語を必ず使うこと)を提出していただきます。初めてチャレンジするひとも歓迎します。このサークルは発足してから令和元年五月で六十二回を迎えました。
当日必要なもの:歳時記、ノート、筆記用具
日時:毎週第2土曜日 14:00~16:00
場所:508号室[1 号館5階]
会員数:9名
顧問:椎名渉子准教授
担当:山下善久(俳人協会会員) zenq(アットマーク)mc.ccnw.ne.jp

アユチ雅楽会

活動内容:雅楽は、千年以上にわたり受け継がれてきた日本の大切な文化遺産です。笙・篳篥・龍笛の三つの管楽器から、一つを選んで練習を開始していただきます。「浦安の舞」などの神楽舞から練習を始めていただくこともできます。令和元年より、記紀や伝承を題材とした「語り」の部門もスタートしました。アユチは「めでたき物をもたらす風」を意味する古い言葉。「幸いを届けたい」という想いで活動しています。
日時:不定期(練習会、お祭りでの奏楽、イベントでの奏楽)
場所:学外(名古屋駅近くの神社他)
会員数:18名
顧問:阪井芳貴教授
担当:渡邊 ayuchigagakukai(アットマーク)yahoo.co.jp

八雲琴の会

活動内容:八雲琴の会では、次の三つについての調査・研究を行います。(1)かつて名古屋で伝承されていた八雲琴の一流派「八雲大岸流」、 (2)八雲琴の創案者である中山琴主、 (3)中山琴主を元祖とする八雲琴の各流派。会員各自で調査・研究を行い、報告会等で情報交換をします。八雲琴の会では、八雲琴の奏楽は行いませんが、奏楽団体(三重県の「八雲琴伝承の会」、愛知県の「玉琴の会」等)と連携して活動しています。
日時:不定期
場所:学外(フィールドワーク等)
会員数:3名
顧問:阪井芳貴教授
担当:浦野 yakumogotonokai(アットマーク)yahoo.co.jp

哲学サークル

活動内容: 2008年「市民学びの会」が設立されて以来、「先人跡」を辿りながら、「人生の真理を明らかにしよう」と学習に励んできました。新年度は、混迷する世界と宗教、宗教は指針となり得るかを取り上げます。
日時:毎月第1土曜日 14:00〜16:00
場所: 517号室[1 号館5階]
会員数:16名
顧問: 別所良美教授
担当: 佐野 052(852)5210

「日本の移民問題を考える会」(略称:移民研究会)

活動内容:安倍内閣は多くの有識者の反対にもかかわらず、昨年12月大急ぎで出入国管理法(入管法)を改正し、多くの課題や制度上のあいまいさを残した中で、今年4月1日から新制度をスタートさせました。今回の法改正は少子高齢化に伴う深刻な人手不足を少しでも解消するのが狙いで、これまで認めてこなかった単純労働者の在留資格(特定技能)を新設し、実質的な永住に道を開く内容となっている。これによってわが国政府は、「移民」は受け入れないと言い訳をしながら、外国人労働者の大量受け入れに踏み切ったことになります。 外国人労働者(移民)の受け入れをめぐるわが国の新聞・雑誌などメディアの論調は慎重論や反対意見が主流を占めていますが、一部には積極的開国論も見られます。賛否いずれの立場をとるにせよ、「人手不足の解消」というその場しのぎの議論ではなく、少子高齢化と人口減少という深刻な問題に直面しているわが国の将来のあるべき姿をしっかり見据え、「日本型の移民政策」はいかにあるべきかを本腰を入れて検討することが今こそわが国に求められているのではないでしょうか。本学習サークルでは、毎回担当者(村井)が資料を配布して説明したあと、参加者全員によるフリートークという形式で研究会を進めていきます。移民問題・多文化共生などに関心のある方の参加を歓迎します。
日時:毎月第1土曜日 14:00〜16:00
場所:611セミナー室[滝子キャンパス1 号館7階]
定員:10名
顧問:飯島伸彦教授
担当:村井忠政名誉教授 t.samurai1984@live.jp