Archive for 7月 29th, 2007

後藤宗理教授「大人になるってどういうこと?―大学生への調査結果から問題に迫る―」 

第2回サイエンスカフェ 2007年7月22日(日)

テーマ:  「大人になるってどういうこと?―大学生への調査結果から問題に迫る―」

講師:  後藤宗理教授

サイエンスカフェ
高校二年、まさに揺れ動く思春期の娘と一緒に参加しました。 人が生まれ、乳・幼児期、学童期~を経て老年期に至る大きな流れの中で、それぞれの段階において何を獲得し得るのか、またはできないでいるのかという、エリクソンの話は年ばかりかさんでしまって中身が伴わず、なかなか大人になりきれない私には大変興味深いものでした。せめて、私の人生も、まあよかったんじゃないの!と思えるように、これからの時を過ごしていきたいとしみじみ感じました。

サイエンスカフェ

卒業してから二十年余りがたち、久し振りに聴く後藤先生の話は眠りかけていた何かをチクチクと刺激し、日常の様々な悩みを温かく包み込んで下さいました。現代の大学生の実態を伺って、私も決して良い学生ではなかったなぁと。ただ二十年以上がたち、同じ先生の話がこんなにも心の深い所に響いてきて胸にストンと落ちたり、共感できるようになったのは、ただ何となく過ごしてきたと思っていた年月の中で私が出会った人々や、経験してきた事などが少なからず影響しているのではないでしょうか?

古田みぎわ(市民)

今回の講演では、大学生の話を中心としたものだったので、今の私にはまだ共感できない部分があったものの、現在の大学生の実態を知ることもでき、これから進路を決めていく上でとても参考となるお話でした。

古田祐理乃(市民)