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野中壽子教授「幼児期の運動機能の発達と遊び」

Posted By human On 2013年1月16日 @ 23:08 In サイエンスカフェ | Comments Disabled

56回サイエンスカフェ 2012年12月15日(土)

講師: 野中壽子教授

テーマ: 「幼児期の運動機能の発達と遊び」

1児の母として、野中先生のお話を聞きに伺いました。サイエンスカフェ

お話は発達段階の説明から、具体的な運動の実践方法まで多岐にわたり、大変興味深い内容でした。

文科省は3才~6才の子どもに、毎日60分以上楽しく体を動かすことを推奨しているそうです。毎日60分!と思いますが、外遊びや、掃除のお手伝いといった日常的な生活の中に、楽しく体を動かすコツがあるとのこと。特別な道具を用いなくても、例えば1つのタオルで瞬時につかむ遊びや飛び越え遊びなど様々な楽しい遊びがあることを見せていただきました。

サイエンスカフェ

また、幼児期に習得させたい36の基本的な動きの説明がありました。なにげないボール遊び1つをとっても、空間認知能力を育む重要な遊びとのこと。物を受けたり的に当てたり、空中にあるものの動きにあわせて自分の位置をかえることで、空間を認知していくそうです。その他、さまざまなことをグラフや映像などを使って説明していただき、もっともっとお話が聞きたいと思いつつ、あっという間に時間が終わりました。

子どもにどうやって、運動をさせたら良いのか・・・と思っていた私には、大いにヒントになる刺激的な内容でした。

生田 京子


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