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山田明教授、吉田一彦教授「名古屋の歴史・文化・まちづくりと観光」

マンデーサロン 2013年2月18日(月)

テーマ: 研究プロジェクト報告会(2)「名古屋の歴史・文化・まちづくりと観光」

講 師: 山田明教授(地域政策論)、吉田一彦教授(日本古代史、日本仏教史) 

生徒感想

今回、名市大に聞きに行った内容は「名古屋の歴史・文化・まちづくりと観光」というものだった。まず、「観光」という言葉を聞いたとき、「名古屋に観光場所ってあるかな?」と疑問を抱いた。そこで、名古屋に観光名所というものをつくったりするために、2006年4月に「名古屋と観光」プロジェクトというものが立ち上げられたと知りました。このプロジェクトでは、2007年12月12日に中区役所ホールにて約300人の参加者により公開シンポジウム「名古屋の観光まちづくり」を開催し、大きな反響をもたらした。このことについて、「名古屋に観光名所などをつくり、今よりももっとにぎやかになってほしい」という気持ちが伝わり「確かにそうだな」と思うことができた。

講義の1つの題材として、「名古屋に〈少しの〉観光を」というものがあった。そこではまず最初に、名古屋にとって今後、観光の活性化は小さくない課題になると考えると言った。僕は、なぜ観光が問題になるのかと考えたが、その後の話ですぐに理解することができた。「名古屋はものづくり中心とする都市であって、それをガラリと変え、京都や知床のような観光中心の町に180度転換すべきだというのではない。」「名古屋の活動全体の中に「少し」観光という要素を何%かおりまぜるべきである」といった多数の意見を聞くと、「観光は必要なものだ」と思えた。

このマンデーサロンは、最初のうちは「行きたくないなぁ。家に帰りたい」など思っていたが、いざ聞いてみたら「おもしろいな」など思うことができ、すばらしいものだと思った。とてもよいもので、これを聞いて興味がわいた。

(中学1年 男子)

地図や写真などを使って説明していて、わかりやすかったです。名古屋ができた時のこととか、熊本城のこととかが詳しく、よくわかった。名古屋の歴史とかあまり興味がありませんでしたが、お城の写真とか面白いなと思いました。

(中学2年 女子)

名古屋のこととか全然知らなかったのですが、「徳川家康がど田舎をどっさり移動させ、名古屋城をたてた」などの難しい話が分からないこともありましたが、中学生にもわかりやすく説明していただき、笑いも入りながら楽しく気兼ねなく居ることができました。名古屋のこと、あまり考えていなかったのですが、少し考えるようになりました。「昨日、名古屋城に行った」など、とても真剣に取り組んでいてすごいと思いました。それから、講義するところの椅子がとても座り心地がよかったです。

(中学2年 女子)

 

講師の方が、飽きさせないように面白く説明をしていただき、「中学生がいるから」とわかりやすく説明してくださいました。熊本城と名古屋城といった遠いものを比べる理由が、最初よくわかりませんでした。 本丸御殿の写真がすごくきれいで美しかったです。行ってみたいと思いました。「名古屋に〈少しの〉観光」ということに、ものづくりの町だけだとつまらない気がするので、〈少し〉でなく〈たくさん〉の観光を入れてほしいと思いましたが、それは逆につまらなくなるのかも・・・とも思いました。

(中学2年 女子)

 

2006年からこのプロジェクトができていたことにびっくりした。シンポジウムも大きなホールで行われて大きな反響があった・・・と聞いてすごいと思った。また、7年間も続けていることもすごいと思う。河村市長の減税政策や天守閣の完成・焼失・再建など、知らないことをたくさん聞けた。「自ら歴史・文化を理解することが、より深く町を愛する一つの要因となる」という言葉が印象に残った。

(中学1年 男子)

マンデーサロン