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19時00分~21時00分
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トランスナショナル研究会 10月第2回例会
報告テーマ: 「論文評 ヴァンサン・トゥルニエ著『フランスにおけるムスリム若者の社会化の様式と特徴―グルノーブル調査の結果』より」
報告者: 山口 博史 氏(名古屋大学特任講師)
報告内容: 近年、西欧諸国では移民政策整備が政策的課題となっている。フランスもその例外ではなく、社会学の立場からも多くの蓄積がなされてき ている(移民という言葉の用法にフランス的特殊性はあるものの)。 ただ、これまでフランスの社会学において、特に「郊外」についてのフィールド調査を基にした社会学的研究では、質的研究(参与観察やインタ ビューデータをもとにしたもの)が多く、諸外国で行われているような調査票を用いた量的研究は多くはなかった。今回の報告では、そうした貴重な量 的研究のうちヴァンサン・トゥルニエの業績(Tournier, Vincent, 2011, "Modalités et Spécificités de la Socialisation des Jeunes Musulmans en France: Résultat d'une Enquête Grenobloise", Revue Française de Sociologie, 52-1:311-352.、フランス南部・グルノーブル近郊にて13~19歳の1614人の若者から有効回答(2003年調査))をとりあげ、 論点と内容の提示、報告者からのコメントを付しつつ今後の展望を示してみたい。 いうまでもなく、量的研究は変数間での標準化された比較が比較的行ないやすいところにメリットがある。逆に、量的調査のみによっては因果関係の 推論を行なうことは難しく、また現地の実情にふれたことのない参加者にはリアリティが薄くなりがちだが、その点は報告者からの解説や参加者との議 論の中で検討を行なっていくことである程度補足していきたいと思う。
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