予定表 -詳細情報-
| 件名 | トランスナショナル研究会 2月例会 (学内向け,学外向け,学生向け,院生・研究者向け,一般向け) |
| 開始日時 | 2013年 2月 13日 (水曜日) 19時00分 |
| 終了日時 | 2013年 2月 13日 (水曜日) 21時00分 |
| 場所 | 名古屋市立大学・人間文化研究所 |
| 問い合わせe-mail | 菅原研究室 sugawara@hum.nagoya-cu.ac.jp |
| 詳細 | 報告者: 丹羽 卓(金城学院大学 キリスト教文化研究所 教授) 報告タイトル: マイノリティ・ネイションと言語 概要: 「国民国家」概念の問い直しの中で、国家内ネイションの主張が強くなった。とりわけそれは言語という点において顕著に見られる。1960年代以降のカナダのケベック州の歩みを振り返えると、フランス語系カナダ人というアイデンティティを解体し、ケベック人というアイデンティティをつくりだし、血統によるのではなく、フランス語によるネイションとなろうとしている。様々な出自を持つ住民に対して、圧倒的多数を占めるフランス系の文化に同化を求めるのではなく、コミュニケーション手段としてのフランス語の習得と自由で民主的な文化(人権尊重、男女平等、脱宗教)の共有のみをケベック人の条件としている。ケベック人とは「文化的多様性を持った北米のフランス語話者」だと理解されるのが、現在のケベック社会の主流である。それを詳しく見ながら、ケベックの歩みが他地域(カナダのヌナヴト準州やスペインのカタルーニャ)のナショナル・マイノリティにどのような影響を与えているかを見る。どの事例においても、国家語に対して「自分達の言語」をどのようにして擁護し振興するかが、キーポイントとなっている。そして、今再びネイションが自己主張をする時代になっているという認識に立ったマルチナショナリズムという構想について、最後に触れたい。 |
| 対象者 | 学内向け,学外向け,学生向け,院生・研究者向け,一般向け |
| 最終更新日 | 2013年 2月 8日 (金曜日) |
| piCal-0.8 | |


