私たち『古典文学に親しむ会』では、昨年、コロナ感染の落ち着きを見て再び会を再開しました。
ところが、主催者(城)の個人的事情でこのところお休みをいただいています。
今年度は、春に一度会食がてら集まり、講座は2~7月と開催しましたが、その後開催できないままになっています。
会はなごやかで賑やかです、早く開催にこぎつけたいと願っています。
会では『平家物語』を古典の原文で読んでいます。現代語の訳なし、(注)ありのテキストです。(武蔵野書院)
名古屋市には、平家物語ゆかりの場所がいくつかあります。
まず瑞穂区妙音通、その「妙なる音」とは、平清盛の怒りをかって、今の瑞穂区妙音通に流された藤原師長(もろなが)が
琵琶弾きの名手だったところから来ていまする。また、熱田区旗屋には源頼朝の出生地といわれる場所を境内に有する寺院(「誓願寺」)があります。
頼朝は、父源義朝と母は熱田神宮大宮司の娘との間に生まれた、という説があるのです。その寺院には頼朝誕生の生湯の井戸があって、
そこは熱田大宮司の居館跡といわれる史跡があります。と、こんなふうに説話や興味を引く話題を取り上げながら進めています。
代表 城浩介