エリック・ロフグレン氏「現在の留学のあり方~これでいいのか~」
水曜日, 12月 26th, 2012マンデーサロン 2012年12月17日(月)
講師: エリック・ロフグレン氏
(バックネル大学教授、Associated Kyoto Program, Resident Director)
テーマ:「現在の留学のあり方~これでいいのか~」
まず、最初に誰もが驚いたことはロフグレン氏のあまりにも流ちょうな日本語であろう。なぜ、それほど日本語がうまくなったのかという疑問を持ちながらお話を聞いていくと、彼の日本での留学生活が要因であることがわかった。
ロフグレン氏は「留学とは何か」という問いの答えは、期間や年齢にかかわらず、異文化の中に入り込んで、勇気を出して失敗をおそれないで、異文化社会の人々と接することで、十分にコミュニケーションができない「不安感」を乗り越えようと努力する体験が留学であると語った。このような30年前の彼の留学体験によって、彼は日本文化を「学んだ」以上に「身につけた」。
次に「現代の留学の問題は何か」に対しては、若者が留学先で感じる「不安感」を自分一人で乗り越えようとしないことであると言う。現代の留学生はどこに行ってもインターネットの母国語に逃げることができるので、言葉が通じない「不安感」を乗り越えようとする苦しい体験をしようとしないからである。今後は、留学による直接体験がインターネットの魅力より大きいこと、そして、インターネットのつながりよりおもしろいと思わせる留学の何かがあることを知らせることが必要であると提言された。
今回、私は根本的な「留学とは何か」ということについて考える必要性を知った。そして、留学は年齢も期間も関係なく誰でもその文化に飛び込む勇気と、文化を身につけたいと思う意欲があることが重要であると知って、若者だけでなく、熟年者も留学できるのだ!と「期待感」を持てたことはうれしいことだった。

私が香港オタクになったきっかけは、高校不登校の引きこもり中に偶然見た一本の香港映画である。その後、香港の大衆文化研究で修士号を取得し、香港中文大学に留学。映画誌への執筆、カルチャーセンター講師もつとめた。今や香港人の身内がいることもあり、「香港」の二文字に相変わらず敏感である。ちょうど、今回のテーマの関連文献といえる『公教育と子どもの生活をつなぐ香港・台湾の教育改革』(山田美香著、風媒社)を拝読中だったこともあり、家族全員で出席させていただいた。
私の地元静岡県焼津市は「第五福竜丸」の母港です。次の世代に核の脅威を伝えたいと思い、市民活動をしています。マーシャル諸島には2回行き、被爆者の方達とお話をする機会もありました。
2011年と2012年に、マーシャル諸島共和国へ行ってきました。私は静岡県焼津市に住んでいますが、焼津市は1954年アメリカによる 水爆実験「ブラボー」の被害にあった第五福竜丸の母港です。
今回は「空襲体験を記録する運動の歴史」と題して、ピースあいちスタッフの金子力氏よりお話を頂いた。金子氏は永らく中学校の教師をされていたということだが、教師の傍ら空襲や戦災の記録を残す運動をされてきたそうだ。
大学には、マンデーサロン授業以外にも様々な学びの場があります。せっかくの機会を活用しないのはもったいないことです。また、テーマにも興味があり、初めて参加しました。