「俳句をつくり語るサークル」
市民学びの会の一サークルとして発足してから2024年3月で満十年を迎える。俳句グループには「ホトトギス」とか「春耕」とか「伊吹嶺」と称するものが全国に数百あり活動している。市民学びの会のサークルはどの団体にも属さず作者の気持を具体的に表現することに重きを置いている。五七五の有形と季語を前提としている。
運営:月一回(第二土曜日)対面方式の二時間
五句投句(うち一句は兼題)
現在六名のメンバーの計30句につき各人6句を選び感想を述べる。その上で皆で全部の句について議論する。この形式で運営しているため定員は十名が上限としている。
- 合掌家の軒に五段の柿すだれ
- 病室に若き母の死銀杏散る
- 糸電話ぷつりと切れて山眠る
- やはらかき春菊抜き菜汁の実に
- 風に舞ふ銀杏黄葉を子ら追へり
- 銀杏散る十石舟の船着場
世話人 山下善久