2008年6月27日(金) スターキャットテレビ収録風景

「市民学びの会」収録風景

村井名誉教授と重原さんが、「市民学びの会」を紹介しました。
本人たちの感想…緊張しました。何とかかまずにお話できました。

放映
ケーブルテレビ スターキャットチャンネル 6ch  「週間スターキャット情報局」
6/28(土)~7/4(金) 毎朝9時からと夕方6時から

「市民学びの会」

「市民学びの会」

2007年11月18日(日)シンポジウム 記念講演:成玖美准教授「学ぶということ」

「市民学びの会」発足と今後に向けて

人間文化研究科 山本明代准教授

2007年9月に設立総会を行い、「市民学びの会」が本格的に活動を始めた。11月18日には市大祭に合わせてシンポジウム「『学ぶ』ということ」を開催し、成玖美先生の生涯教育についてのご講演とともにパネラーとなった本研究科社会人大学院生を中心に学びの経験とその意義・思いを交換する貴重な機会をもつことができた。

開催にあたって市民学びの会の活動が新聞で報道されたことにより、男女を問わず、幅広い世代の市民から多くの反響があった。講義形式の受身の学習では飽き足らないという意見や学びの友や知的交流を求める声が多く寄せられたことによって、大学において市民の学びの場を創ること、大学を市民に開くことの意義を会のメンバーと改めて考えている。

今年2月に担当者として発足の準備を始めた「市民学びの会」は、多くの方々の協力を得て、今や自律的な組織として動き出している。会員も徐々に増え、11月から哲学・自分史・英字新聞・子育ての各サークル活動も開始した。人間文化研究所や本研究科教員が主催する各種講演会・シンポジウムにも多くの会員が参加するようになり、すでに双方向の関係を形成する基盤も創られ始めている。今後ますます会が発展し研究科との連携・協力関係が進むことを心より願っている。

「市民学びの会」

2007年9月30日(日)設立総会 記念講演:村井忠政名誉教授「私にとって生きることは生涯学び続けることでした」

祝! 市民学びの会設立 人間文化研究科

有賀克明教授

名古屋市立大学人文社会学部・大学院人間文化研究科に、自主・自立の市民学習グループ、「市民学びの会」が発足したことを、心から喜び、またお祝い申し上げます。
灯火親しむ候の9月末日、学びの会が正式に立ち上がったわけです。その折のご挨拶でも触れましたが、具体的な準備に入ってから半年以上にわたり、設立準備会の皆さんには、ほんとうにご苦労様でした。

私自身は、最後の準備会のみ覗かせていただきました。学びの会の発足のために文字通り手弁当で準備に心血を注いでくださっている方々は、もちろん所属も趣味も年齢も生き方も相当バラバラなのでしょうが、どなたもが知の刺激にとりつかれ、学びの魅力に引き込まれているという点では大同小異。そういう集団のそれぞれの方がご自分の得意手を生かして仕事を分担されているこ市民学びの会設立総会とがとてもよくわかりました。
準備作業を進めている人間文化研究所にはなんとも気持ちのいい雰囲気が流れていて、私も久々にワクワクした気持ちで心楽しい時間を過ごしました。これなら学びの会は間違いなくうまくいくなと確信したものです。

教員側で世話役を務めてくださっている山本先生も、情熱的に、そして綿密にこの会の立ち上げに奮闘してこられました。彼女の献身がなければ、大学と市民とのこういう形での連携・連帯は生まれなかったのではないでしょうか。心から感謝します。

さて、9月30日に本格発足したこの市民学びの会。さっそく当日参加の十数名の方々が 会員として本登録されたと聞きます。順調な立ち上がりです。小さく生んで大きく育てる。これがいいですね。具体的な学習活動があれこれ始まればどんどん参加者は増えるのではないでしょうか。

もちろんでっかく育てること自体が目的ではありません。でも、できるだけ広く、多様な市民の皆さんに自主・自立の自己学習の場に参加していただくことで、名古屋の地に一大生涯学習運動とでもいうべき「場」ができれば、それはなかなかすごいことだと思います。お上から組織されたものではなく、学習要求のある者が自ら学習を組織する、そういう「場」として成長してほしいなあと心から願います。そのために名古屋市立大学がお手伝いできることをとってもうれしく思うのです。そんな意味で、お互いに手をたずさえてがんばっていきましょう!

「市民学びの会」