・英字新聞を読む会:毛利雅子先生
・八雲琴の会:佐藤美弥先生
・アユチ雅楽会:佐藤美弥先生
・古典文学に親しむ会:川戸貴史先生 日本史(戦国期 著作『戦国大名の経済史』講談社現代新書)
・英字新聞を読む会:毛利雅子先生
・八雲琴の会:佐藤美弥先生
・アユチ雅楽会:佐藤美弥先生
・古典文学に親しむ会:川戸貴史先生 日本史(戦国期 著作『戦国大名の経済史』講談社現代新書)
英字新聞を読む会は、日ごろから英語が好きで読解力や会話力の維持・向上を願っている方が、独学ではおのずと限界があるものの、グループで英字新聞を読み合わせることにより切磋琢磨し、世界の政治・経済・文化などの動きをより広く深く理解していくことを狙いとしています。
新型コロナが蔓延するまでは名古屋市立大学人文社会学部棟506セミナー室に集まり、毎月第4土曜日の14時から2時間程度実施していましたが、コロナを機にZOOMによるオンライン会議に切り替えて実施しています。輪番で各月の担当者が英字新聞(NYタイムズ、ウォールストリート・ジャーナルなど)の記事を選び、それをメールで会員に配信したものを、例会当日にその内容について順番に翻訳していき、日本語でディスカッションをして理解を深めます。現在の会員は10名程度です。
2023年1月21日には、英字新聞を読む会の15周年記念パーティーがドイツ・レストラン「ツァー・ディーレ」にて開催され、20名が参加して15周年記念誌の披露とともに、コロナで長い間会えないでいた会員同士の懇親をはかることができました。
2023年に読んだ新聞と題目は下記のとおりです。
1月
Climate Change Will Destroy Arabs and Israelis Before They Destroy Each Other……NYT
We Need Fusion Energy to Advance Our Climate Endgame……NYT
2月
Microsoft to Lay Off 10,000 Workers as It Looks to Trim Costs……NYT
Five Rules for an Aging World……NYT
3月
How Russia’s 35-mile armoured convoy ended in failure……BBC
4月
China’s billionaire population drops: super rich suffer as stock losses, yuan depreciation knock 229 off Hurun Global Rich List……South China Morning Post
5月
Why King Charles III Will Be Worth the Wait
6月
Henry Kissinger Surveys the World as He Turns 100……WSJ
7月
The Tearful Executive Who Tapped the Brakes on Electric Cars at Toyota……WSJ
The inconvenient truth that haunted Indian Prime Minister Modi’s White House visit……Los Angeles Times
8月
The ChatGPT Lawyer Explains Himself…….NYT
Here’s What Happens When Your Lawyer Uses ChatGPT…….NYT
9月
How Do We Manage China’s Decline?……NYT
The Problems With China’s Economy Start at the Top……NYT
10月
Is China’s Economic Predicament as Bad as Japan’s? It Could Be Worse……WSJ
Canada: How ties with India soured over Hardeep Singh Nijjar killing……BBC
11月
What China wants from Israel-Hamas war……BBC
Why Indians are debating a 70-hour work week……BBC
12月
Yahya Sinwar: Who is the Hamas leader in Gaza?……BBC
大衆社会論研究会活動報告(2023年度)
市民学びの会「大衆社会論研究会」はコロナ禍のなかオンライン研究会を2020年5月に立ち上げた。メンバーは村井忠政(ホスト)の他、黒川伸也、藤井洋一郎、川瀬智弘、牧真吾である。月1回の例会では、各会員が順番に報告担当者を務め、レジュメをもとに報告、その後全員による討論という形式をとっている。これまでに使用したテキストは、オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫)、F・パッペンハイム『近代人の疎外』(岩波新書)、宇野重規『保守主義とは何か――反フランス革命から現代日本まで』(中公新書)である。2022年1月からはE・H・カー『歴史とは何か』(岩波新書)に取りかかり、同年9月に終了している。ここでは『歴史とは何か』の読後感を述べてみたい。
イギリスの歴史家E・H・カーの本書はいうまでもなく歴史研究入門の古典中の古典である。わたしが本書を読んだのは大学入学後まもない時期であった。正確な時期や印象などについては記憶がおぼろになっているが、学部学生の一年生の時に読んだときは、一通り分かったような気がしたことは覚えている。それでも、「歴史は現在と過去の対話だ」という有名な言葉はその後も私の頭の片隅に残っていた。本書は講演がもとになっているので、語り口の平易さもあって、一通り分かった気になっていた。今回研究会でテキストとして講読したときには、かつての理解が実のところはきわめて不完全なもので、若い頃の理解はずいぶん「浅い」ものだったなと痛感させられた。
本書の具体的内容についてここで立ち入ることはできないが、わたしの心に強い印象として残っているのは、筆者のカーは高名な歴史家ではあるが、狭い歴史学の枠に収まることなく、歴史研究の枠をはみ出すような社会科学や哲学などさまざまな学問分野への言及が本書のあちこちでなされていることに驚きを禁じ得なかった。特に私の専門である社会学にも造詣が深いことが行間から読み取れ、自己の狭い専門以外の領域についても目配りがなされていることに感銘を受けた。
最後に、本書の読後感としてどうしてもここで皆様にお伝えしたいことがある。それは本書が一見一般読者向けの歴史学の入門書のように思われるかもしれないが、今回じっくり読み込んでみて「これは意外に難解で手ごわい」という思いをさせられたということである。たとえば、「歴史的事実とは何か」というテーマ一つをとってみても、きわめて深い考察がなされており、読めば読むほど「何が歴史的事実なのか」がわからなくなってしまうのである。というわけで、ご関心のある向きには是非一読されることをお勧めしたい。
【文責:村井忠政】
1月 トマス・ホッブス「リヴァイアサン」
2月 「現代中国」を考える
3月 「忿怒からの逃走」啄木と非啄木化の軌跡
4月 トクヴィル「アメリカのデモクラシーI」
5月 トクヴィル「アメリカのデモクラシーII」
6月 「老子」の処世訓
7月 サルトルの「実存主義」
9月 アルベール・カミュ
10月 トクヴィル「アメリカのデモクラシーIII」
11月 内村鑑三「代表的日本人」西郷隆盛
12月 良寛和尚 曹洞宗僧侶
運営方法
参加者が担当月に各自でテーマ選定 ⇒ テキストの作成 ⇒ 教室で講義 ⇒ テーマについて討論
⇒ 議事録の作成 ⇒ 担当教授へ送付報告
思想史的な構造連関、東洋思想・西洋思想の歴史に基づく哲学的教養を養成すべく淡々と継続開催している。
代表 西脇一成
「俳句をつくり語るサークル」
市民学びの会の一サークルとして発足してから2024年3月で満十年を迎える。俳句グループには「ホトトギス」とか「春耕」とか「伊吹嶺」と称するものが全国に数百あり活動している。市民学びの会のサークルはどの団体にも属さず作者の気持を具体的に表現することに重きを置いている。五七五の有形と季語を前提としている。
運営:月一回(第二土曜日)対面方式の二時間
五句投句(うち一句は兼題)
現在六名のメンバーの計30句につき各人6句を選び感想を述べる。その上で皆で全部の句について議論する。この形式で運営しているため定員は十名が上限としている。
世話人 山下善久
「英字新聞を読む会」は、現在実動10名程度で、月1回名古屋市立大学人文社会学部セミナー室で会合を開いていましたが、新型コロナウィルスのため2020年7月からはZOOMオンラインで開催しています。輪番で月1回ニューヨーク・タイムズなど外国の英字新聞の記事を選び、それをEメールで会員に配信したものを例会当日にその内容について順番に翻訳していき、記事の内容や背景について日本語でディスカッションして理解を深めます。グループで読み合わせてディスカッションすることにより、世界の政治・経済・文化・環境などの動きを日本とは違った視点でより広く深く理解することができると思います。
この会は日木教授を顧問に戴き、2007年11月にスタートして以来今年で15周年を迎えました。15周年を記念して記念誌を作ろうということになり、日木先生を始め会員の皆さんから寄稿をいただき、またこの会を15年前に立ち上げていただいた河面さんからの創立から最近にいたるまでのエピソードや写真も記載されています。この他にも会の運営要領やこれまで取り扱ってきた記事の5年分のリストが載せてあります。
2023年1月21日には、15周年記念パーティーがドイツ・レストラン「ツァー・ディーレ」にて15周年記念誌の披露とともにコロナで長い間会えないでいた会員同士の懇親をはかりました。
大門正人
活動内容: 2008年「市民学びの会」が設立されて以来、「人生の真理を明らかにしよう」と東洋思想、西洋思想、現代政治とそれらの歴史を中心に学習に励んできました。
コロナ禍では2年ほど休会し、通信のみの連絡となりましたが2022年7月より活動を再開しました。7月はウクライナ紛争下「民主主義の危機」について討議を行いました。
9月はユヴァル・ノア・ハラリの「サピエンス全史」を中心に人類の営為と環境問題。
10月は西洋思想からロック・ルソーの自然権の思想と歴史考察に基づく民主主義の討議。並びに東洋思想である老子の思想について講義と討議を行いました。
明けて1月はトマスホッブスの「リヴァイアサン」の講義と戦争をなくすべき議題の討議。
メンバーは8名です。各自が自由に興味ある話題を提供し運営しています。
哲学サークル代表 西脇
アユチ雅楽会代表 渡邊良永
催馬楽は雅楽の一種である。「桜人」は、名古屋市内の地名(作良郷/現在の名古屋市南区桜台・桜本町・元桜田・霞町あたり)が歌詞に登場する催馬楽の一曲である。「桜人」は、平安期に盛んに歌唱・演奏され、室町期に廃絶したが、昭和三十一年(一九五六)に名古屋で復興された。羽塚堅子(名古屋市中区魚山寺開山/中部日本雅楽連盟)と平出久雄(雅楽研究家/長野県佐久市在住)が中心となり復興作業が行われた。
「桜人」は、名古屋市指定無形文化財となっており、保持団体は「催馬楽桜人保存会」である。保存会の運営母体は、復興時には中部日本雅楽連盟(真宗大谷派・東本願寺系の雅楽団体)であったが、その後、雅音会(天理教系の雅楽団体)に移行し、現在に至っている。
「桜人」は、名古屋の民謡が宮廷社会の中で大陸伝来の音楽の様式で編曲され、主に平安京で歌唱・演奏された催馬楽である。平安期から名古屋で伝承されてきた曲ではないことには、注意が必要である。
現在、催馬楽桜人保存会では、名古屋市立大学の阪井芳貴教授が顧問として指導する学生サークル「名古屋市博物館サポーターMAR0」と市民学びの会「アユチ雅楽会」との連携により、普及・伝承のための取り組みを行っている。具体的には、保存会の演奏に学生と市民が歌唱で参加するコラボレーションである。この取り組みは、保存会と阪井教授の合意のもと、平成二十八年(二〇一六)よりスタートした。
三団体によって行われた主なコラボレーションは、次のとおりである。
◎平成二十八年(二〇一六)十一月六日 やっとかめ文化祭 まちなか寺子屋 講座「初めての雅楽」〈会場/名古屋市博物館〉
◎平成二十九年(二〇一七)十月二十一日 第六三回名古屋まつり 郷土芸能祭〈会場/オアシス21〉
◎平成三十年(二〇一八)十月二十日 第六四回名古屋まつり 郷土芸能祭〈会場/オアシス21〉
◎平成三十年(二〇一八)十一月四日 地域伝統芸能全国大会〈会場/日本特殊陶業市民会館〉
◎令和元年(二〇一九)十月十九日 第六五回名古屋まつり 郷土芸能祭〈会場/オアシス21〉
◎令和二年(二〇二〇)十二月二十三日 名古屋市立大学×名古屋市文化振興事業団 連携協定締結記念イベント~withコロナ時代の劇場と地域文化~〈会場/瑞穂文化小劇場〉
◎令和四年(二〇二二)十月十五日 第六八回名古屋まつり 郷土芸能祭〈会場/オアシス21〉
「桜人」の歌詞は、一段が夫の言葉、二段が妻の言葉という、男女の唱和体(問答歌)になっている。
一段の歌詞/夫の言葉
桜人 その舟止め 島つ田を 十町つくれる
(さくらびと そのふねちぢめ しまつだを とまちつくれる)
見て帰り来むや そよや 明日帰り来む そよや
(みてかえりこむや そよや あすかえりこむ そよや)
二段の歌詞/妻の言葉
言をこそ 明日とも言はめ 彼方に 妻去る夫は
(ことをこそ あすともいはめ をちかたに つまさるせなは)
明日も真来じや そよや さ明日も真来じや そよや
(あすもさねこじや そよや さあすもさねこじや そよや)
名古屋で民謡として歌われていた頃は、「桜人」の桜は地名の作良郷(松巨島/現在の笠寺台地にある)であり、「桜人」は「作良郷に居住する人(船頭)」という意味であった。
名古屋の民謡が宮廷社会に採り入れられ、平安期に平安京で宮廷歌謡(催馬楽)として歌唱・演奏されるようになってからは、「桜人」の桜は花木の桜であり、「桜人」は「桜を見る人、桜を愛でる人」、更には「花人、美人、麗人」(女性への最大級の賛辞)という意味に変化していった。
名古屋の民謡としての歌詞解釈は次のとおりである。
一段の歌詞解釈/夫の言葉
作良郷の船頭さん、その舟に乗せてくれ(を止めてくれ/を進めてくれ)
わたし(夫)は島(松巨島/現在の笠寺台地)の田を十町ほど作っている
その田を見まわって帰って来るよ ソヨヤ
明日には帰って来るよ ソヨヤ
二段の歌詞解釈/妻の言葉
あなたは言葉(口先)でこそ、明日と言うのでしょう
遠方に、わたし(妻)から去って向こうに行くあなた(夫)
明日も本当は来ないでしょう、ソヨヤ
明日(明後日)も本当は来ないでしょう、ソヨヤ
平安京の宮廷歌謡(催馬楽)としての歌詞解釈は次のとおりである。
一段の歌詞解釈/夫の言葉
麗しい人よ(と女性を想って歌い、そして船頭に声を掛ける)
その舟に乗せてくれ(を止めてくれ/を進めてくれ)
わたし(夫)は島の田(海辺の田)を十町ほど作っている
その田を見まわって帰って来るよ ソヨヤ
明日には帰って来るよ ソヨヤ
二段の歌詞解釈/妻の言葉
あなたは言葉(口先)でこそ、明日と言うのでしょう
向こう方にも、他の妻がいるあなた(夫)
明日も本当は来ないでしょう、ソヨヤ
明日(明後日)も本当は来ないでしょう、ソヨヤ
「桜人」は、名古屋の民謡としての歌詞解釈、平安京の宮廷歌謡(催馬楽)としての歌詞解釈に関わらず、収穫に先立つ夫婦の問答歌という縁起の良さを持っている。「桜人」の歌唱・演奏には、五穀豊穣と子孫繁栄の予祝としての意味合いもあったと考えられる。
(1)羽塚堅子『桜人考』(魚山寺、一九七五)
(2)平井久雄『山井景昭氏雅楽蔵書目録』東洋音楽研究第九~一三号(一九五一~五四)
(3)蒲生美津子『林謙三先生と平出久雄先生のこと』東洋音楽研究第四八号(一九八三)
(4)伊藤嘉宏『星の笏拍子』(一九九五)
(5)藤原茂樹『催馬楽研究』(笠間書院、二〇一一)
(6)新編日本古典文学全集『神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』(小学館、二〇〇〇)
(7)木村紀子『東洋文庫七五〇 催馬楽』(平凡社、二〇〇六)
(8)佐佐木信綱監修・賀茂百樹増訂『増訂 賀茂真淵全集 巻十』(吉川弘文館、一九三〇)
(9)武田祐吉『岩波文庫 神楽歌・催馬楽』(岩波書店、一九三五)
(10)現代用語の基礎知識編集部『日本のたしなみ帖 桜』(二〇一五)
(11)角川日本地名大辞典『愛知県』(角川書店、一九八九)
(12)日本歴史地名大系『愛知県の地名』(平凡社、一九八一)
(13)日本地名大辞典『第四巻』(日本図書センター、一九九六)
(14)吉田東伍『増補 大日本地名辞書 第五巻 北国・東国』(冨山房、一九〇二)
(15)吉田茂樹『日本地名語源事典』(新人物往来社、一九八一)
(16)佐伯有清『新撰姓氏録の研究 考證編 第二』(吉川弘文館、一九八二)
(17)中根洋治『愛知の地名 海進・災害地名から金属地名まで』(風媒社、二〇一二)
(18)片山鍾一『七千年の生活の歴史が残る 松巨島』(二〇〇二)
(19)新修名古屋市史編集委員会『新修 名古屋市史 第八巻 自然編』(一九九七)
(20)名古屋市南区役所『南区誌 区制七十年の歩み』(一九七九)
(21)名古屋市見晴台考古資料館『研究紀要第五号』(二〇〇三)
(22)名古屋市見晴台考古資料館『特別展 なごやの遺跡~笠寺台地』(二〇〇二)
(23)名古屋市見晴台考古資料館『見晴台遺跡ガイドブック(第2版)』(二〇一五)
(24)楢崎彰一編『東海考古の旅 東西文化の接点』(毎日新聞社、一九八九)
2021年度「西洋史研究会」活動報告
2018年4月に発足した当研究会は、毎月第3水曜日に例会を持っている。
会の進め方は、毎月の担当者がテキストの担当個所を朗読し、そのあと話し合う。
テキストは、ギボンの『ローマ帝国衰亡史』に始まり、マキャベリ『君主論』を経て、2021年4月からは、ビアードの『ローマ帝国史SPQR』を読んでいる。
なお、2020年6月からは、新型コロナの蔓延のため、オンラインで開催している。
会員は現在15名であるが、オンラインへの参加者は8名程度である。2021年6月に新規加入1名、12月に退会1名があった。
2022年1月に、顧問の先生が、松本佐保先生から山本明代先生に交代した。
また2022年1月から対面式例会を再開の予定だったが、コロナ事情で再開を延期した。
(日野一彦)
2021年度「大衆社会論研究会」活動報告
大衆社会論研究会はオンライン研究会を2020年5月に立ち上げた。メンバーは村井忠政(ホスト)の他、黒川伸也、藤井洋一郎、川瀬智弘、牧真吾である。月1回の例会では、各会員が順番に報告担当者を務め、レジュメをもとに報告、その後全員による討論という形式をとっている。
これまでに使用したテキストは、オルテガ・イ・ガセット『大衆の反逆』(ちくま学芸文庫)、F・パッペンハイム『近代人の疎外』(岩波新書)、宇野重規『保守主義とは何か――反フランス革命から現代日本まで』(中公新書)である。2022年1月からはE・H・カー『歴史とは何か』(岩波新書)に取りかかる予定である。(文責:村井忠政)